あなたは職場の男性上司または彼氏から、「もっと頑張れ」「早く決断しろ」などと言われた経験はありませんか?なぜなら男性は「決断する」「コミットする」という言葉を好む傾向があるからです。でも女性の場合、これらの言葉を好む方はあまりいないような気がします。
男性は何かを始めるときに「強くなりたい」「頑張ろう」と思って、自分を追い込むためにコミットすることが多いです。一方、女性はどちらかというと、「共感する」「許す」という意味をもつ言葉を多く使う傾向があります。
なぜ、この男女が好む言葉に違いがあるのでしょうか?今回はその言葉の違いについて簡単に解説します。動画ではさらに詳しくお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
【動画】5分でわかる、男女のシンプルだけど決定的な違い! 〜仕事、恋愛、結婚でも参考になる〜 4分51秒
【今回の動画のポイント】
- 男性は「頑張る」「結果」の言葉を好み、女性は「共感」「許可」の言葉を好む
- 自分自身を制限していることに気づいたら、自分を許可してあげよう
女性は無意識に自分に制限をつけている可能性が高い
もしかすると多くの女性は、これまでの人生のなかで、親や先生、職場からいろいろなことを禁止されてきたのかもしれません。ゆえに、多くの女性は無意識に「これはしちゃいけない」と制限している可能性があります。
そのため、女性は「頑張る」「コミットする」よりも、禁止したことに対して許す言葉に嬉しさを感じることが多いです。
ここで、ある女性の話をします。彼女は子どものとき、親御さんに好きなおもちゃを買ってほしいと頼んだそうです。そのとき親御さんから「そんなの欲しがってどうするの?」と言われたらしいです。それから彼女は「自分が欲しいものを親に言ってはいけない」と思って、「私が親の期待することを欲しいと言えば親も喜ぶだろう」と考えるようになってしまいました。
無意識に自分を制限していたことに気づいた彼女は、「自分の好きなことを好きと言いたい」と涙ながら話していました。もしあなたも、「私はこれがしたかったけど、親や周りに禁止されてしまった」という経験はありませんか?
僕も、親に好きなことをしたいと言って、親から「そんなことしたらお金がかかる」と言われたことがあります。でも僕は「親に禁止されていたことに気づけてよかった」と思っています。
それに気づいたことで「自分はずっと我慢していたんだね」「頑張ったね」と、禁止に従っていた自分を承認して、励ます言葉を自分にかけることができるからです。
世界一のコーヒーに妻が発した「飲んでいいの?」の一言
僕の妻についてもお話ししますね。僕と妻がたまたま行ったカフェで、1杯2,200円もする世界一のコーヒーが売られていました。結構、高いですよね(笑)。男性は新しい世界に挑戦することが好きなので、僕はそのコーヒーを頼みました。めちゃくちゃいい香りで、飲む前からすでにこのコーヒーがおいしいとわかる程でした。
そして妻にもこのコーヒーをすすめたところ、妻は「え、このコーヒーを本当に飲んでいいの?」と、飲むのに許可をとるような言葉を発しました。妻にこのように言われて、僕は「許可するってこういうことなのかな」と思いましたね。
きっとあなたも許可を求めた経験があると思います。ステキな洋服を着てみるとか、ステキなところに泊まるとか、好きなところに旅行するなど。ぜひ1つでもよいので、自分自身に対して禁止していたことを許可してみてくださいね。
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