同棲しても結婚しない男性心理と対策。同棲が長いカップルを結婚へ導く方法とは?

「同棲中の彼氏に結婚を切り出しても真剣に考えてくれない…」

「彼に結婚の相談をして気まずい雰囲気になるのが怖い…」

大好きな彼と結婚したいけど、状況が何も変わらいないままズルズルと月日が経ってしまった…というあなた。1人で悩んでいても結婚はできません。2人の将来は、2人できちんと向き合って考えなければいけないのです。

「ケンカになるかもしれないから、結婚の話を切り出すのが怖い」と悩む人もいるかもしれません。でも、安心してください。同棲中の男性が結婚を避ける心理や結婚を意識させる方法を事前に知っておくことで、気持ちに余裕を持ちながら彼氏と結婚について話し合うことができますよ。

本記事では、実は同棲をオススメしない理由や、同棲生活から結婚へ繋げる方法を解説していますので参考にしてくださいね。

結論、同棲はしない方がいい。その理由とは?

このタイトルを読んで胸が痛い女性も多いでしょうが、大好きな彼氏と結婚を考えているのであれば同棲はオススメしません。なぜなら、男性は同棲という快適な生活から結婚という不自由な生活に変わるのを嫌がり、結婚を先延ばしにしがちだからです。

女性は「同棲すれば自然と結婚するだろう」と考えますが、男性は同棲を「自分の欲求を満たしてくれるもの」と捉え、同棲と結婚を結びつけて考えません。男性という生き物は、自分の子孫を残すことを優先にします。夜の相手が常にいる状態の同棲は、男性にとっては自分の欲求を叶えてくれる快適な生活。同棲をした時点で男性は、自分の欲求が満たされ、そのまま面倒な結婚から逃げてしまっているのです。

結婚から目を背ける男性の心理とは?

そして、男性が結婚から目を背けるのには、主に次の4つの心理が当てはまることが多いです。

  • 夫になる責任から逃げたい
  • 今の生活力で相手を幸せにする自信がない
  • 結婚に対して良いイメージを持てない
  • 今の女性と結婚したくない

1.夫になる責任から逃げたい

男性は、結婚を「男性が一家の大黒柱となり家族を支える責任を持つこと」だと考えています。同棲の段階では、男性はまだ夫ではないので、このような責任はまだ負わなくてもよいと楽に考えています。男性は、あなたを生涯愛すると決めていても、実際に結婚して籍を入れるとなると、責任から逃れたいと思って結婚したくないと考えてしまうのです。

2.今の生活力で相手を幸せにする自信がない

結婚すれば、将来の子供の養育費や住宅購入費、さらには2人の老後での生活費用など相当の資金が必要になっていきます。たとえ共働きであっても、男性にはプライドがあるので「なるべく自分の力で家族を養っていきたい」と考えます。男性は現段階での自分の収入で家族を養うのが厳しい状態だと分かると、「もっと給料が上がってから結婚しようかな」と結婚を先延ばしがちになります。

3.結婚に対して良いイメージを持てない

男性の両親が良い関係を築けず離婚をしていたり、友人の結婚生活が上手くいっていなかったりすると、男性自身も結婚に対して悪いイメージを持つケースが多いです。このような男性は「結婚は嫌だけど一人は寂しいから同棲をする」と考えている可能性が高いです。

4.今の女性と結婚したくない

残念ながら、今のあなたとの結婚を考えられないから結婚に踏み切れない場合もあります。男性は長い同棲生活で自分と価値観が合わないことに気が付き、あなたのことを結婚相手にふさわしくないと考えている状態です。言葉が悪いですが、男性が自分の寂しさを埋めたいと思ったら、あなたがすぐ傍にいるので都合が良いのです。そのまま寂しさを埋めるためだけに、ズルズルと同棲を続けてしまっています

同棲のメリットとデメリット

同棲を続ける男性が結婚を拒む理由は掴めたでしょうか? 男性は結婚という重圧から逃げたい思いで同棲をズルズル続けてしまいがちです。同棲は結婚から遠のくというデメリットがあるので、基本的には私は同棲をオススメしません。しかし、同棲をすることにもメリットはあります。これらをきちんと把握して汲み取っていけば、彼との結婚ができるヒントが見えてくるかもしれません。

同棲のメリット

まずは同棲することで得られるメリットについて。メリットは3つあります。

  1. 事前に結婚生活のシュミレーションができる
  2. 経済的な負担を軽減できる
  3. 結婚前にさらに深く仲良くなれる

1. 事前に結婚生活のシュミレーションができる

掃除や料理などの家事を当番で決めたり収入から生活資金をやりくりしたりするなど、結婚生活を体験することができます。生活を共にすることで、これまでのデートや旅行では見えなかった相手の好みや価値観がはっきりとわかるようになります。同棲で相手を深く知ることができるので、同棲はお互いが結婚相手として相応しいかどうか見極める手段の一つにもなれるのです。

2. 経済的な負担を軽減できる

同棲によって、一人暮らしの時よりも家賃や光熱費の負担を減らすことができます。そして2人で一緒に過ごす時間が増える分、お金のやりくりについて話し合う時間も取りやすくなります。結婚を前提に同棲していれば、同棲生活を楽しみながら2人で協力して結婚資金を貯めることも可能です。

3. 結婚前にさらに深く仲良くなれる

結婚前に2人でいる時間を多く取れることで、2人でラブラブする時間が増えます。デートや旅行のように短い間だけ相手と一緒にいるわけではないので、2人の都合が合えば、デートに行ったり部屋でまったり過ごしたりと自分たちの好きなように時間を使うことができます

同棲のデメリット

次に、同棲のデメリットを3つ紹介します。

  1. 結婚前にストレスを抱えやすくなる
  2. パートナーに飽きやすくなる
  3. 別れるときに引越の手続きや物の処分がある 

1. 結婚前にストレスを抱えやすくなる

同棲をすることで、これまで見えなかった部分がお互いに見えてしまいます。食事のマナーや掃除の仕方など、ずっと顔を合わせていると些細なことが気になるもの。また、仕事などで疲れたときに一人の時間がほしいと思っても、自宅に帰ると相手がいます。部屋で一人でくつろぐことができずに、相手の存在をストレスに感じやすくなります

2. パートナーに飽きやすくなる

長く恋人と暮らしていれば、同棲する前と比べて初々しさはなくなってきます。同棲した直後はお互いを気遣っていても、慣れてしまうと気遣いがなくなってきてしまいます。さらに、一緒に生活をしていると、男性は男性らしさ、女性は女性らしさをなくしてしまいがち。相手を異性と感じることがなくなり、ドキドキすることが少なくなってしまいます

3. 別れるときに引越の手続きや物の処分がある

2人で1つの家に住んでいるので、いざ別れようと思ってもすぐにサヨナラできるわけではありません。まずは引越しの手続き。すぐに家を出たいと思っても、新居を探したり引越業者を決めたりしなければなりません。特に2人でお金を出し合った家具や家電がある場合は要注意。2人でどうするのかをきちんと決めておかないと、最悪の場合は大ゲンカになってしまいます。

長い同棲生活を終わらせて結婚に導く方法

男性にとって快適な同棲生活は、女性にとっては結婚を焦らせるものでしかないのです。そんな厄介な同棲生活を終わらせて結婚に導く方法があれば知りたいですよね。その方法とは、男性に「リミットが来ている」「私には他に行く場所がある」の2つを伝えるだけです。

リミットが来ていることを伝える

あなた自身が変わらないと、男性は同棲生活を続けていきます。ここは心を鬼にして男性に「あと○ヶ月間同棲を続けても結婚できなかったら終わりにしよう」とリミットを共有すること。期限を伝えることで、ようやく男性はあなたが結婚を意識していることに気が付きます。そして、期限は長いと危機感が無くなってしまいますので、半年くらいを目安に考えましょう。

私には他に行く場所があることを伝える

他に行く場所とは「一緒に住んでもいいと思える男性」、つまりライバルのことです。リミットを伝えただけだと、男性は頭では結論を出さなきゃと分かってもこれまでと同じような生活をするだけ。ここでライバルの存在を伝えることで、男性はあなたを他の男性に取られてしまうのと、快適だった同棲生活が終わってしまうという2つの危機感に一気に直面します。

これらを伝えても、「そんなことを言わずに一緒に住もうよ」と言われたり、いつもと変わらない態度を取られたりしたら、この男性のことをきっぱり諦めましょう。新しいパートナーを探す方が、あなたが幸せになる近道ですよ。

【コラム】事実婚とは? 結婚と同棲の違い

ここでコラムとして「事実婚」や「結婚と同性の違い」について見ていきます。ニュースやネットなどで「事実婚」という言葉を聞いたことはありませんか? 意味は何となく分かっていても、それが同棲とどのように意味が違うか答えられる人は少ないのではないでしょうか。今からご説明してまいります。

事実婚とは?

事実婚とは、「当人の意思で入籍をせずに社会的に入籍している夫婦と同じ状態にあること」をいいます。届出を必要としないので、事実婚のカップルが日本にどれほどいるのかは不明です。しかし、近年は事実婚の認知度が上がってきていることから、一部の法律では婚姻届を出す入籍婚カップルと同じ権利や義務を持つように変わってきています。

事実婚と同棲の違い

意味を聞くと事実婚は同棲とほぼ同じ状態であると思えますが、大きく違うのは住民票です。事実婚であることを住民票に記載しようとすると、男性が世帯主のときは、女性は「妻(未届)」、女性が世帯主のときは男性は「夫(未届)」と記載されます。

一方、同棲は住民票を移さずに生活できますし、それぞれが世帯主となり同じ住所に住民票をつくることもできます。つまり、事実婚と同棲の違いは、役所への届け出をお互いの意思で出しているかいないかなのです。

事実婚と入籍婚の違い

おまけとして、事実婚と入籍婚の違いについてもご説明します。事実婚は法律が定める配偶者ではないので、入籍婚では当たり前の配偶者控除や配偶者特別控除のような控除を受けることができません。

また、事実婚の状態で子供が生まれたときは、子供は母の戸籍に入り、夫は子供に対する認知届を出すことになります。その他に、事実婚は生命保険金の受取対象ではない、相手が重症・危篤状態のときに面会ができないなどのデメリットもあります。

しかし、近年では事実婚と入籍婚の立場を平等にしようという動きがあり、今後は事実婚でも受けられる制度やサービスが増える可能性があります。事実婚を視野に入れて関係を考えている場合は、事実婚に関する情報を調べておきましょう。

まとめ

いかがでしたか? 同棲にはメリットもありますが、結婚が遠のくデメリットが大きいのでオススメしません!

「そんなこと言われても、同棲を始めてしまった」「結婚を切り出して気まずい雰囲気になりたくない」というあなたでも、今からでも遅くはないので、気持ちを切り替えて同棲生活から結婚へ繋げるための選択をしましょう。

長々と続いてしまった同棲生活も、長い人生の中ではほんの一瞬。今の彼氏がベストパートナーかどうかは、同棲生活を終えないと分かりません。これから長い人生を彼と共に歩みたいのであれば、同棲というぬるま湯の状態から抜け出して2人で新たなステップを踏む必要があります。

あなた自身がベストパートナーと幸せな結婚生活を送れることを心から願っております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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