世の中には、男性心理や心理学を学ぶための本や動画が多くあります。これらを参考にする前に注意点として伝えたいことは、「人を分析するための心理学は多いけど、人を幸せにするための心理学は発達していない」こと。つまり、心理学をたくさん勉強したとしても、人を幸せにできるかはわからないのです。
僕も自分らしく生きる前は、さまざまな心理学のスキルを勉強しました。たしかに、女性関係がうまくいくこともありましたが、深い関係までたどり着けませんでした。
実は、心理学には2つのタイプがあります。「分析のための心理学」と、アドラー心理学のような「幸せになるための心理学」です。僕は、「幸せになるために前者を勉強されている人も多いかも」と思ったので、ここでお伝えすることにしました。
動画ではさらに詳しくお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【動画】なぜ、心理学を学んでも、現実が変わらないのか? 恋愛・婚活で幸せになる、心理学・男性心理とは? 8分5秒
【今回の動画のポイント】
- 幸せになりたいなら、分析メインの心理学よりアドラー心理学を学ぼう
- 幸福度を上げるカギは「自己受容」「他者信頼」「貢献感(共同体感覚)」
幸せになりたいなら、アドラー心理学を学ぼう
アドラー心理学が発表される前の心理学は、分析がメイン。夢や親子関係を分析して、性格を診断することがほとんどでした。これらのように何かを分析するために心理学が発達したので、幸せになることは別とされていました。
そこで誕生したのがアドラー心理学。いまは知名度があるアドラー心理学ですが、誕生した当時は、分析がメインだった心理学の世界では異端とされていました。なぜなら「こうすれば人の幸福度が上がります」と、これまでの心理学とは違うことを唱えはじめたからです。
アドラー心理学とは、どのような心理学か気になる方も多いかと思います。そこで、今回は「恋愛やパートナーシップ、ベストパートナーによい影響を与える3つのポイント」をお伝えします。
自己受容できれば生きやすくなれる
1つ目は「自己受容」です。自己受容とは、自分で自分のことを好きということ。自分のよいところだけでなく、苦手なところも含めて、ありのままの自分を好きでいることです。もし、みなさんが「長所も短所も含めて自分が好き」と思えたらどうでしょうか? 今よりも、とても生きやすくなると思いませんか?
僕の場合は「空気が読めない」と言われたことがあります。自己肯定感が低かったころの僕は、「空気を読めない自分はダメだ。自分を変えなければ」と思っていました。でも、変えようとすると、とても苦しくなって違和感が出てくるようになったのです。
あるとき、僕は「空気読めないかもしれないけど、別の空気を作れるかもしれない」と意識を変えました。すると、とても生きやすくなって、起業できたのです。
もちろん、ときには短所を最小限フォローする必要があるかもしれまん。でも、自分が苦手な部分を変えることは、とても苦労します。時間がかかるし、多くのエネルギーも使います。それにも関わらず、苦労した結果としての変化が小さいときすらあります…。
アドラーは、「持って生まれた自分をそのまま好きになろう」と唱えました。「どんな人でも、イイところもあればイヤなところもある。これらすべてを含めて、自分にOKを出す方が幸福度は上がります」と話しました。
このように自己受容を高めることで、恋愛やパートナーに対してもありのままを受け入れられるようになり、幸福度が上がっていくのです。
他社信頼と貢献感で自分の幸福度を上げよう
2つ目は「他者信頼」です。一言でいうと、相手を信頼できること。もしあなたが、家族や友達、パートナーのことをまったく信頼できなかったらどうでしょうか? おそらく、とても生きづらくて、居心地が悪いですよね。このときの幸福度は低いかもしれません。
そうではなく、周りの人を信頼できる方が、生きていて気持ちよいですよね。そして幸福度も上がっていきます。
たとえあなたに素晴らしいパートナーがいても、あなたがその人のことを信頼できなかったら苦しいと思います。相手のことを「浮気するかもしれない」「嘘をつくかもしれない」など、疑ってばかりいたらどうなるでしょうか?するとこの良くないことが実現しやすくなってしまうのです。
あなたが相手を信頼できていると、相手は信頼を返してきます。もちろん相手を選ぶ必要がありますが、このような関係の方がより幸福度はUPします。
3つ目は「貢献感」です。「共同体感覚」ともいわれており、貢献感があると、幸福度が上がるといわれています。あなたに「私が持っている力や魅力を通して他人に貢献できている」という感覚があると、あなたの幸福度は上がっていくのです。
もし、あなたのもっている魅力がフルに発揮されて、誰かがそれにとても感謝して喜んでくれたらどうでしょうか? あなたはかなり嬉しいはずです! このように、「私が誰かに貢献している」という感覚をもつと幸福度が上がっていきます。
今回お伝えした3つのポイントをおさらいします。「自己受容」と「他者信頼」、「貢献感(共同体感覚)」です。アドラー心理学においては、あなたにこの3つがあると、幸福度が上がるといわれています。
これらをパートナーシップに置き換えてみましょう。「あるがままの自分が好き」「周りの人を信頼できている」「周りの人に貢献できている」です。これらが揃っていると、よい関係を築きやすいと思いませんか? もし、あなたがあなたらしくいれば、パートナーや友人が喜んでくれるはずです。
【動画】なぜ、心理学を学んでも、現実が変わらないのか? 恋愛・婚活で幸せになる、心理学・男性心理とは? 8分5秒
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