彼女を怒らせた時の男性心理を理解して、もっと仲良くなるヒント

「どうしていつも素直に謝ってくれないの?」
「あの人はいったい何を考えているんだろう?」

女性側としては、怒っている理由をきちんと察してほしいのに、男性が曖昧な態度を取ったり、よくわからない言い訳をしてきたりすると、ついモヤモヤが募ってしまいますよね。

そこで今回は、“彼女を怒らせた時の男性心理”にスポットを当ててみました。

相手の本心を少しでも理解できるようになると、ケンカをこじらせずに解決へと導きやすくなります。

ぜひ最後まで読んで、より良い関係づくりに役立ててください。

女性を怒らせたときの男性心理を理解すると良い理由

男性が「彼女を怒らせちゃった」と感じたとき、彼の頭の中ではどんなことが起こっているのでしょう。

まずは、男性と女性の思考・感情表現の違いに注目しながら、「どうしてこんなに分かり合えないことがあるの?」という疑問を解き明かしていきましょう。

人によって個性はありますが、男性は「どう問題を解決するか」に意識が向きやすく、女性は「まず気持ちを理解してほしい」と考えることが多いといわれています。

女性は「私の気持ちを分かって、共感してほしい」と思うのに、男性は「じゃあ、どうすればいいの?」と解決策のほうに気が行きがち。

その結果、女性からすると「私が何を思っているのか、まったく察してくれない!」と感じてしまうんです。

しかし、男性だってまったく気にしていないわけではありません。

「どうにかしたいけど、どう動けばいいのか分からない」と困惑しているケースも多いのです。

そこで、女性が男性の心理を理解して「彼と話をする時のコツ」を少し変えることができると、ケンカの結末がガラッと変わる可能性があります

言葉の伝え方やタイミングを工夫してみると、意外にスムーズに仲直りできるかもしれませんよ。

ぜひこの後の内容も読んで、ぜひ彼とケンカしたときに思い出してみてください。

彼女を怒らせた時の男性心理~よくあるシチュエーション~

ケンカの原因はカップルによっていろいろ違いますが、男性がとりがちな対応パターンには、わりと共通したものがあるんですよね。

ここでは、代表的なシチュエーションを通して「彼がどんな気持ちでいるか」を一緒に見ていきましょう。

シチュエーション1:謝れない・黙り込んじゃう

「どう見てもこっちが怒ってるって分かってるはずなのに、全然謝らない…」そんなこと、ありませんか? 

実は男性は、「悪いことをしたかも」と頭では分かっていても、プライドや言葉の選び方などが障害になって、なかなか一歩踏み出せずにいる場合が多いんです。

女性からすると「黙ってるほうがよっぽど気まずいし腹が立つ」と感じるかもしれませんが、男性の側には「何か言うと余計に怒らせそう」「今は下手に動かないほうがいいかも」という心理がブレーキが働くことがあります

そんなときは、一方的に「謝ってよ!」とせまるよりも、「今、どう思ってるの?」と聞いてあげるように変えるだけでも、相手が少し話しやすくなるかもしれません。

シチュエーション2:言い訳ばかりで本質に触れない

ケンカの途中で「仕事が忙しかったから」「疲れてたから」と、的外れな言い訳ばかりされるとイライラが募りますよね。

男性としては、「本当は悪いって分かってるけど、全部認めたら自分が悪者になっちゃうんじゃないか」という心理的な不安が潜んでいるかもしれません。

女性側の目線では、「彼に理解してほしい」と思っているのは本当はそこじゃないのに、男性は責められるのを避けるために、言い訳に走ってしまうのです。

そういったときには、「うん、忙しかったのは分かった。でも、こういうところが気になったんだよね」と、相手の言い分をいったん受け止めたうえで、本題に戻すのがポイント。

「あなたが本質的に理解していないところはココなんだよ」と示してあげると、男性も向き合いやすくなるはずです。

シチュエーション3:逆ギレ・開き直り

男性がいきなり「そんなに怒るほうがおかしい」とか「君だって悪いじゃないか」など逆ギレしてきたら、女性としてはカチンときますよね…。

でも、これもある意味、男性が“謝る”という行為を回避しようとしている表れとも考えられます。

男性側としては、どうしても悪い部分を認めるのが苦手だから、開き直るしかなくなってしまうんです。

もちろん、そんな態度に腹を立てるのは当然。

でも、男性が取り乱している状態でこちらも感情をぶつけると、火に油を注ぐだけになりがちなのは、言うまでもありません。

いったん「今は冷静に話せないみたいだから、少し時間をおこう」と提案し、一時休戦したほうが、後々の話し合いもスムーズに進むかもしれません。

謝らない男性を動かすコミュニケーションのコツ

「彼が素直に話をしてくれない」「どうしても謝ってくれない」と感じたときは、ほんの少しアプローチを変えるだけでも効果がある場合があります。

ここでは、男性の心を開かせたり、謝罪や改善を促したりするうえで意識したいコツをまとめました。

1. 適度な“質問”で話のきっかけを作る

男性は自分の気持ちを説明するのが苦手だったり、恥ずかしかったりして、何も言わずに抱え込んでしまうことが多いです。

そこで大事なのは、女性のほうから質問してあげること

「○○についてどう考えてるの?」「今、どんな気持ち?」と投げかけるだけで、意外と話してくれるチャンスが出てきます。

ただし、そのときに「なんで黙ってるの?」「どうしてそんなことしか言えないの?」みたいに責める口調になると、相手は余計に閉じこもってしまうので注意。

男性にとっては「自分の考えを言っていいんだ」と思える雰囲気づくりが何より大切ですよ。

2. “Iメッセージ”で感情を伝える

ケンカのときって、どうしても「あなたが悪い」「なんでそんなことするの?」という責める言葉になりがちですよね。

でも、男性はそういう言い方をされると守りに入ってしまい、さらに謝らなくなってしまいます。

そこでおすすめなのが“Iメッセージ”という考え方。

“Iメッセージ”とは「あなた(I)」がどう思ったか・どう考えているかを伝えるテクニックです。

たとえば、「私はあなたが遅刻したことですごく不安になったんだよね」という言い方をすると、相手が「自分の行動が彼女に不安を与えたんだ」と思いやすくなります。

逆に「遅刻ばっかりして、なんでそんなにだらしないの?」と批判されると、「もういいよ、どうせ俺が悪いんだろ」と投げやりになる可能性大。

あなたがどんな気持ちになったのかを、攻撃的ではなく、素直に伝えることで、男性の心のハードルを下げることができるんです。

3. タイミングを見計らう・一度距離を置く

男性が疲れていたり、仕事でいっぱいいっぱいだったりするときにケンカを始めると、どうしてもスムーズにいかないことが多いです。

なので、もし相手があきらかに余裕がない状態なら、「ちょっと落ち着いたタイミングで話していい?」とひと声かけてみるのもいいかもしれません。

また、彼が明らかに逆ギレしそうな勢いのときは、一旦距離を置くのも選択肢の一つ

お互いクールダウンしてから話すほうが、冷静に対話できる分、ちゃんと謝罪したり、建設的な解決策を見つけやすくなります。

お互い感情的になっている最中にぶつけ合ってしまうと、ますます状況が悪化しがちなので注意したいところです。

ケンカを“成長のチャンス”に変えるポイント

ケンカをしてしまうのは仕方ないとしても、それを「ただの衝突」で終わらせるのか「二人の絆を深めるきっかけ」にするのかは、あなた次第でもあります。

ここでは、ケンカを通じて関係がより良くなるために意識したいポイントをお伝えします。

問題を“共有”し、“対立”から“協力”へ

ケンカって、よく「どっちが正しいか」「誰が悪いか」という方向になりがちです。

でも、それじゃあお互い意地を張るだけで、建設的な話し合いにはならないことが多いんですよね。

そこで、「何が問題なのか」「どうやったら解決できるのか」を一緒に考えていく“協力”の形を目指すほうがずっと前向きです。

たとえば、彼が何度も遅刻をする場合、「遅刻なんとかしてよ!」と責めるだけじゃなくて、「どうしたら次は遅れずに済むかな?」といったふうに、二人で解決策を話し合うスタンスを取ってみます。

男性にとっては「批判される」のではなく「一緒に考えてくれるんだ」という安心感が生まれるので、素直に改善しようとするモチベーションが高まりやすいのがメリットですね。

“褒める”ことで男性のやる気を引き出す

男性は意外と単純なところがあって、「認められる」とか「褒められる」といったポジティブな反応に弱いものです。

もし彼がちょっとでも頑張ろうとしてくれたら、「そういうとこ助かるよ」「ありがとう、うれしい!」などと積極的に言葉に出してあげてください。

もちろん、ムカつくところが目についてしまう瞬間もあるでしょう。

でも、そのときに「ほら、やっぱりダメじゃん」とすぐ否定モードに入ってしまうと、男性は「どうせ何してもダメなんだ」と思ってしまうんですね。

逆に、「ここは直ってきてるな」「ここはありがとう」と声をかけると、「やってよかった」と思って、もっと頑張る可能性が高まりますよ。

長い目で見た“信頼”が関係を支える

ケンカは少しずつ減らしたり、やり方を変えたりしていけば、きっと今よりはスムーズに進むようになっていきます。

ただし、急にすべてがバッチリ良くなるわけではないので、長い目で見てコツコツやっていくことが大切です。

お互いが「話せば分かり合える」「ちゃんと向き合えば改善できる」という信頼を積み上げていくことで、ケンカ自体が少なくなって、もしケンカが起こってもすぐに収まるようになっていくはずです。

男性心理をちょっと理解して、「あ、今はこう感じてるんだな」「こういう伝え方ならわかってくれそうだな」と視点を変えてみると、意外なほどスムーズにいくことがあります。

あなたにとっても、「こうしたら彼が素直に謝ってくれるんだ」とか「こう伝えれば彼が納得するんだ」という経験が増えれば、自信を持ってケンカをコントロールできるようになるかもしれません。

まとめ

ケンカって嫌なものだし、できるなら避けたいですよね。

でも、まったく衝突がないカップルも逆に危ないとも言われるように、ケンカをしてこそ初めてお互いがより深く分かるということもたくさんあります。

大事なのは、ケンカをただの口論で終わらせるんじゃなくて、「どうすればお互いの気持ちが伝わるか」を探るチャンスに変えていくこと

男性心理を踏まえてアプローチを変えると、思っているよりもスッと相手が謝ってくれたり、ちゃんと話に乗ってくれたりする瞬間があるはず。

もちろん、相手にもよりますし、百発百中とはいかないかもしれませんが、少しずつでも「話せば解決できる」という成功体験を積み重ねるのが大事です。

彼が言い訳を並べてしまう理由、黙り込んでしまう理由、逆ギレしてしまう理由、これはどれも、「彼なりの自分の守り方」という視点から見れば理解できる部分もあるんです。

そこを頭ごなしに否定しちゃうと、男性はますます閉じこもってしまいます。

だからこそ、彼にも話せる余地を作ってあげて、こちらは“Iメッセージ”や質問を使って、なるべく冷静にコミュニケーションを試みてみてください。

ケンカを“ただのトラブル”で終わらせないためにも、男性心理へのちょっとした理解はきっと役に立つはず。

小さな変化を見逃さずにほめてあげたり、うまくいったときに「嬉しい!」「助かった!」と言葉にすることで、二人の間にはどんどんプラスのループが生まれていきます。

ぜひ、今後のケンカやすれ違いを減らして、もっとお互いを理解できる素敵な関係へと進んでいってくださいね。

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