男性心理|恋愛の男性心理 Part1

こんにちは、藏本です。

今回のこの【男性心理|恋愛の男性心理 Part1】の内容は、動画と文字のどちらでも読んで頂けるようになっています。

男性心理|恋愛の男性心理 Part1

この動画は、15分ほどの内容になっています(記事読了は3分ほどかと思います)が、男女の恋愛心理についてお話していきます。

この内容をお話しようと思った理由は、世の中にはたくさんの本があるんですけれども、男女の恋愛心理の本質と具体的にどうしていいのかが、分かりやすい本がないと思ったからなんです。

なので、ここでその男女の恋愛心理の本質を説明した上で、こんなコミュニケーションを取ると上手くいくという具体的なことまでお話していきます。

恋愛の男性心理を読み解く|男性も女性も本来同じ

まず前提として多くの人が勘違いしているのが、男女は別々という考え方ですね。「男性はこうだから、女性はこうだから」という感じですね。

よく、本とかでも、「男性は金星から来ただとか、木星からきただとか」と書かれており、そういう本もあるんですけど、男女を別々にして考えてしまうと、ずっと一生別々だと思って分かり合えないと思ってしまう可能性があるんですよね。

私が勧めているのはそうではなくて、本当は男女も一つ、ワンネス、という考え方の方が遥かに上手くいくと思うんですよね。なので、今日はその仮説を前提に進めていきます。

ルビンの盃

ちょっとこの絵を見ていただきたいんですけれども、これは「ルビンの盃」という絵なんですね。
多くの方が知っていると思うんですけど、白い部分を見ると盃に見えて、黒い部分を見ると男女が鼻を近づけている写真になっています。

ある人はこれを見て、「これは盃です」と言うんですね。一方、ある人はこれを見て、「2人の人がいます」と言います。

このままいくと、意見が平行線で口論するかもしれませんね。これは、結果を知っていると、「見方が違うだけで、両方とも一つの絵だ」ということですよね。「白い盃と2人の人がいる」男女もこういう感じです。別々に見えるかもしれないけれど、本当は同じだと、このように考えて頂きたいんです。

私がこのように考えたのは、「引き寄せの法則」について勉強していた時で、その時にこれを発見しました。

よく「引き寄せの法則」の本を読むと、女性が、「今日も神様にお願いしたら良いことがあって、今日も引き寄せてハッピーになりました!」 とか、「明日も内なる自分と繋がってハッピーになります。」と、こういった感じの記述が多いんす。

 

一方、男性の本を見ると、結構ちゃんと論理的に「引き寄せの法則」を説明してあります。

例えば、引き寄せの法則というのは周波数の関係で、同じ周波数のもの同士が共鳴する法則です、という形ですよね。この2つの本を見た時に、私は「男女って、もしかして本当は同じ事を説明しているけれども、表現が違うんだな」と、こう気が付いたんですよ。

 

男性も女性も、本能には逆らえない

基本的には男性も女性も、本能には逆らえないという原則があります。

脳の仕組み

これは脳科学的にいうと、(画面を指しながら)大きく分けると、大脳新皮質と、この真ん中の大脳辺縁系と脳幹があります。

ざっくり言うと、この大脳新皮質は新しくできた脳で、論理性とか思考とかを司っています。

大脳辺縁系は、古い脳で、主に爬虫類から進化した脳でこちらは、感情とか本能とかを扱っているんですよ。
人間、普通に生活をしていると、たくさんのことを考えたりするんですけれど、脳の仕組みとして考えていることよりも、感情とかの本能の方が強いという働きがあるんですよね。

例えば、お腹がすいたらご飯を食べますし、眠いと寝るし、男女間に興味があったり性欲があるなんていうのも、強い大脳辺縁系が作用しています。男女両方共に表面は違ったりするんですけど、本能には逆らえないというのが、原則としてあります。

 

脳科学者、林成之先生から学ぶ恋愛心理

ちょっと脳科学的な話をします。

脳科学者林成之

この方は、林成之先生という方で、水泳の北島康介選手のサポートをした方です。

この方の本はとても分かりやすくて、この本によると本能の働きは3つに定義されているんですね。
その3つの定義というのは、知りたい、生きたい、仲間になりたい、この3つです。

まず、知りたい、についてですが、ちょっと子供をイメージして欲しいんですけど、子供の時って皆さんどうでしたでしょうか?

例えば、男性の方であれば、車や電車がすごく好きで、ずっと電車とかバスのミニチュアとかを持っていませんでしたか? 女性の方であれば、人形をずっと世話したりとか? 誰でもおそらくあるんですよね。

 

本来、人間はこんな風に、ある1つのものを極めたいとか、1つのものをずっと統一してやりたいというのが本能的にあります。

同じように、2つ目の生きたいという部分、これは自己保存というんですけど、自分がしっかりと安全に生活したいとか、生きていきたいという所ですね。

3つ目が仲間になりたい、これは自我と言われていまして、ちゃんと自分の立場が認められて、皆の中で仲間になりたいという欲です。

だから男の子でいうと、例えば自分がヒーローになって活躍したいとか、女の子であれば、お姫様になりたいという、これは自我に当たる所ですね。すごく簡単にまとめますと、まず人間は興味がある事を追求したい、1つの事が好きということ。

そして、自分がちゃんと生きていたい、種を保存したいという欲求、そして自分が活躍したいとか、仲間になりたいというこの3つの欲求があります。基本的にこの3つの本能は、今も男女共に持っているんですよね。ここを理解していくと、かなり早いです。

 

人間の本能を証明するデータ

では、もう少し説明をしていきますね。知りたい、生きたい、仲間になりたいという、これらの本能を証明するデータがあるんです。これは幼稚園児・小学生低学年に対してのアンケート結果です。

1989年のアンケート

1989年のデータで、将来どういう職業につきたいですか? というアンケートがあります。

これを見てみると、男性は野球選手や警察官・刑事、おもちゃ屋さん、サッカー選手、パイロット、学者・博士・先生、医師、サラリーマン、電車の運転士とかがありますね。

 

女性の方は、保育園・幼稚園の先生、お菓子屋さん、学校の先生・看護師さん、お花屋さん、ピアニスト・ピアノの先生、歌手・タレント、美容師さん、マンガ家、客室乗務員とあるんですよね。

 

ここでちょっと前に戻りますけれど、男性でいうと、(知りたい!の部分の画面を指して)学者とか博士、(仲間になりたい!の部分の画面を指して)自我でいうと、野球選手とかスポーツ選手になって活躍したいとか、(知りたい!の画面の部分を指して)電車の運転手とかパイロットとかがあると思うんですね。なのでこういった形で表れているんですよね。

脳科学者林成之2

 

女性の場合でいうと、(仲間になりたい!の部分の画面を指して)多分この辺りの部分で保育園の先生とか学校の先生とか看護師さんとか、人をケアしたいという気持ちなんですね。

歌手とかタレントは、自分がチヤホヤされたいという欲求です。お菓子屋さん、料理屋さん、これは生きたいとか好きな事を追求したいという気持ちに繋がっていると思うんですよね。

料理を食べてもらって人に喜んでほしいとか、食べ物やお菓子が好きだからお菓子屋さんになりたいとか。基本的に、女性は今でも美味しいご飯を食べたいとか、料理したいという気持ちが強いと思うんですよね。

 

本能だから、今も昔も子どもたちの憧れの職業は変わらない

さっきのデータが1989年のものなんですが、これを見ると昔のデータだから、今は違うだろうと思う方もいるかもしれないですね。

今は、もっと優しい草食系男子が多いかもしれないということですよね。実は、このデータは2015年バージョンもあるんですよ。2015年バージョン見てみるとこんな風に根本的に似ているんですよね。

 

2015年のアンケート

男性の場合、サッカー選手、野球選手、警察官・刑事、電車・バス・車の運転手、大工さんとかお医者さん、食べ物屋さん、学者・博士、消防士・救急隊。

女性でいうと、食べ物屋さん、保育園・幼稚園の先生、看護師さん、お医者さんとか、

学校の先生、歌手・タレント・芸人、飼育係・ペット屋さん・調教師、デザイナーさん、お店屋さん、ピアノ・エレクトーンの先生・ピアニスト、といった感じで、

 

実は1989年のデータと2015年のデータを比べてみても、ほとんど男女で憧れの職業って変わらないんです。

ここから考えられることは、今は優しい草食系男子が増えて、また女性で少し強い人が増えている、というのは表面的な部分としてあるかもしれないんですけど、実は子供の頃まで遡ってみると、本当に憧れていた職業って今も昔も変わらないということです!!

 

だから時代は変われど、人間の男女が持っている本能の欲求っていうのはほとんど変わらないんです。

この眠っている男性の本脳を刺激できると、男性が自分からデートに誘ってきたりとか、プロポーズしてくるようになるということに繋がっていきます。ここが大事なんですね。(ワクワクしてきましたか!?)

 

種の保存の本能と恋愛の男性心理

では種の保存という本能の部分について説明をします。

男女の結婚までのステップ

男性は基本的に10人ぐらいいると5、6人ぐらいは女性とデートに行けるんですよね。

で、結婚するのは1人です。一方女性は、男性が10人ぐらいいると、デートしていい男性って2人ぐらいだと思うんですよ。

そこから1人の人と結婚して子供を産んでいきます。

本能的な種の保存で考えた場合に、女性は1回に子供を産めるのが1人だから、優秀な遺伝子を持つ人と結婚しないと、子供の未来とか、自分の将来が危ういと思うんですよ。

 

だから女性はちゃんとした種の保存をしたいから、良い遺伝子を持った男性と結婚したいとなるわけです。

一方、男性の場合は種の保存ということを考えた場合に、自分のDNAを多く残すのが本能的に大事だから、本能的に自分の遺伝子を多く残したいというのがあるわけなんですよね。

 

その欲求があるのと同時に、自分が群れを作った場合、好きな奥さんがいて子供がいたりすると、自分の群れをしっかり守る必要があるので、

ちゃんと責任を持って自分の大事な奥さんや子供を守るという本能も隠し持っているわけなんですよ。

 

ヒーロー願望的なところでいうと、警察官になるとか、消防隊員になるというのは、大事な人を守りたいという願望ですよね。

だからここがちゃんと目覚めてくると大事な女性を一生守ったりする訳なんですよ。ここはものすごく鍵になってきます。

長くなってきたので、続きは【男性心理|恋愛の男性心理 Part2】で。どうもありがとうございました。

 

↑動画:男性心理|恋愛の男性心理 Part1

 

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